デシグレイ（dGy）からナノシーベルト（nSv）への変換

デシグレイ（dGy）とは何か

デシグレイ（dGy）は放射線量を表す単位で、主に放射線治療や医療分野で使用されます。1デシグレイは、1グレイの1/10に相当し、物質が吸収した放射線のエネルギー量の指標として用いられます。

ナノシーベルト（nSv）とは何か

ナノシーベルト（nSv）は、放射線の線量を表す単位で、非常に小さな量の放射線を測定するために用います。1ナノシーベルトは、1シーベルトの1/1,000,000,000に相当し、放射線による影響を評価する際、特に低線量の放射線の影響を探る研究で重要です。

変換式

デシグレイ（dGy）からナノシーベルト（nSv）への変換は、次の数式を用います。

また、ナノシーベルトからデシグレイへの変換は次の通りです。

例

以下の例は、デシグレイとナノシーベルト間の変換を示しています。

• 5 (dGy) の場合

  5 (dGy)=5×108 (nSv)=500000000 (nSv)

• 7 (dGy) の場合

  7 (dGy)=7×108 (nSv)=700000000 (nSv)

• 15 (dGy) の場合

  15 (dGy)=15×108 (nSv)=1500000000 (nSv)

• 5 (nSv) の場合

  5 (nSv)=5×10−8 (dGy)

• 7 (nSv) の場合

  7 (nSv)=7×10−8 (dGy)

• 15 (nSv) の場合

  15 (nSv)=15×10−8 (dGy)